◆地区社協「超高齢化社会を生き抜く ための福祉のまちづくり」研修会開催(6/15)のお知らせ・報告

 「超高齢化社会を生き抜くための福祉のまちづくり」

~高齢者世帯・子育て・障害者・認知症支援を進めるために~

 6月15日(土)午前10時より、あいにくの梅雨寒のなか上菅田小学校体育館において60名参加のもと上菅田地区社会福祉協議会の研修会が行われました。講師には愛知東邦大学人間健康学部:西尾敦史教授を迎え、福祉のまちづくり全般についての講演をいただきました。「100年前の暮らしと今日の暮らし」をデータに基づき、今日の地域社会の生活課題、平均寿命について「西郷隆盛」「磯野波平」を例に年齢、老人の変化について説明がありました。長寿の理由として「日本食(和食)」「医療制度の充実」があげられ、寿命と余命は違うことを確認しました。また認知症の現状と将来推計についての発症率について大幅に増え死因の変化についても様変わりしていることがあげられました。働き方の変化については、非正規雇用の増加、共働き世帯の増加、女性雇用が多く世帯構造に変化がみられることがあげられ、出生率よりペット数の方が多いという時代背景も浮かび、日本は社会的孤立の状況が高いことがあげられました。またビデオ等による解決のための取組み「事例」が紹介されました。いずれにしろ、今日の生活課題として「一人暮らしをどう支えるか」「おだやかな見守り」「しっかりとした見守り」を「専門的な見守り」と協力しながら進めていくことが大切ではないかと思います。最後に、風と土という「風土舎」宣言(玉井袈裟男)が印象に残りましたので、紹介します。(右文章 ↗) 以上梅雨時の研修会でしたが、「雨降って地固まる」大変実のある研修会で、今後、上菅田地区の超高齢化社会を地域の皆様とともに、福祉のまちづくりを目指していきたいと思います。

(記:上菅田地区社会福祉協議会 事務局長 堤 孝一)

風土という言葉があります

動くものと動かないもの

風と土

人にも風の性と土の性がある

風は遠くから理想を含んでやってくるもの

土にはそこにあって生命を生み出し育むもの

君、風性の人ならば、土を求めて吹く風になれ

君、土性の人ならば風を呼び込む土になれ


~高令者世帯・子育て・障害者・認知症支援を進めるために~

 上菅田地区社会福祉協議会では、つながり支えあい、安心していきいきと暮せる町を目指し活動を進めています。令和の新時代を迎え、今回の研修会では、「超高齢化社会」を視点にどのような「福祉のまちづくり」を進めるか地域住民の皆さんと考えていきたいと思います。上菅田地区の皆様、お誘いあわせの上 多数参加されますようご案内申し上げます。

とき 6月15日(土)午前10時~12時

(9時30分受付)

ところ 上菅田小学校・体育館

内容 「超高齢化社会を生き抜くための福祉のまちづくり」

講師 愛知東邦大学 人間健康学部

教授 西尾  淳史 氏

■問合せ先 上菅田地区杜会福祉協議会事務局長

堤 孝一(090-5561-5278)

(研修申込) (申込書を自治会単位でまとめ提出願います。)

提出期限:68日(厳守)

提出先:堤 事務局長まで(FAX 383-3290)